埼玉県川越市の歯医者さん。川越駅近くの望月歯科医院。医院長の学会発表報告を掲載していきます。ぜひ、ご参考ください!

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学会発表報告 かわら版

File #6 平成22年度 埼玉県歯科医学大会 日時2011/2/20

学会の様子

メインテナンスを10年以上継続した多数症例を通じ、初診時(以下初診)と比較しどのような変化を得られたのかを検証しました。
また、メインテナンス中に歯を喪失しなかった群(以下非喪失者)と、歯を喪失した群(以下喪失者)との相互データの解析も行い、その結果から、歯周病メインテナンスのポテンシャルを確かめると共に、歯を保存し続けるという最良の結果を導くために、何が大切なのかを考察してみました。

初診時残存本数(本) 初診時BOP(%)
初診時PPD4mm≦(%)

非喪失者と喪失者との間において、初診時残存歯数・出血歯数・4mm以上の深い歯周ポケットの全に有意差が認められました。つまり、メインテナンス中に歯を失った喪失者のグループは初診時における残っている自分の歯の本数・出血の多さ・4mm以上の深い歯周ポケットの全てにおいて歯を失わなかった非喪失者のグループとは有意に差があったということになります。

的確な歯周治療後のメインテナンスの継続により、永続的に歯を残せるという良質な結果を得る事が出来ました。ただ、メインテナンス中の歯の喪失という残念な結果は、歯周病治療に入る以前での歯周組織のダメージに大きく影響を受けることが示されたことにより、歯科医療従事者が早期に歯周病に対する介入を行い、歯周組織へのダメージを軽い状況に留めることに尽力すること。更には、継続的なメインテナンスが達成出来る為に、マンパワーを中心とした医院全体の頑張りと、メインテナンススキルの向上が求められているように思います。

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